Pineスクリプト

【Pineスクリプト道場】#0 Pineスクリプトを学ぶメリットとは?

makoto
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こんにちは!makoto(@Makoto_beginner)です。今回からTradingViewのプログラミング言語であるPineスクリプトについて解説する記事を書きますよ!
Pineスクリプト道場とは?

Pineスクリプト道場は、Pineスクリプト入門からコード作成までをサポートする初心者の方のための記事です。

Pineスクリプトをある程度使える方は「Pineスクリプトの学校」にて記事を書いておりますのでそちらをどうぞ。

そもそもPineスクリプトを学ぶ上において、ネット上に情報が少なすぎるので私自身も非常に苦労した。そのため、そんな方々が少しでも減るように、わかりやすい記事を書いていく。

1、Pineスクリプトはこんな人にオススメ!

まず、Pineスクリプトを学ぶと以下のことが可能になる。

1、自作のインジケーターを作成することができる

2、自分の戦略が有効かどうか「売買戦略テスター」を使用して検証できる

3、(仮想通貨取引に興味がある方向け)仮想通貨自動売買プラットフォーム「はむとれ」を使用して、自作の戦略を使っての仮想通貨のシステムトレードが可能になる

一つずつ見ていこう!

1、自作のインジケーターを作成することができる

まず一つ目はこれだ。「そもそもインジケーターってなんぞ?」という人のために説明をすると、インジケーターとはチャート上に表示できる、売買のタイミングなどをみるための線やグラフのことだ。以下に代表的なインジケーターを紹介する。

「EMA(指数平滑移動平均)」

「ボリンジャーバンド」

「MACD(マックディー)」

「RSI」

このチャート上に表示されている線やグラフが「インジケーター」と呼ばれるものである。

Pineスクリプトを学べば、オリジナルのインジケーターを作成してチャート上に表示することが可能となる。

その為、他の人にはない発想で相場を見ることができるので、自分のアイデアをプログラミングして色々作って検証してみると非常に楽しい。

詳細は以前書いた記事を参照してほしい。

2、自分の戦略が有効かどうか「売買戦略テスター」を使用して検証できる

例えばある戦略を思いついた時、実際の相場にそのルールが通用するのかどうか検証したい時などがないだろうか?

そういったときに、TradingViewでは「売買戦略テスター」というものがあり、これで過去の値動きにそのルールを当てはめたときにどれくらいの利益が出せるのかを試すことができる

例えば、任意の期間の米ドル円で以下のようにパーフェクトオーダーとなった際にエントリーを行う売買戦略(以下、ストラテジーと記述)を思いついたときに、実際にどの程度利益が出せるのだろうか?

※「パーフェクトオーダーってなに?」となった方は後で紹介する別記事を参照して欲しい。

【売買ルール】

上昇トレンドのパーフェクトオーダーが発生した時に買いポジションを持ち、そのパーフェクトオーダーが終了した時点で買いポジションを決済する。

下降トレンドのパーフェクトオーダーが発生した時に、売りポジションを持ち、パーフェクトオーダーが終了した時点で売りポジションを決済する。

【結果】

結果としては、元手資金の29%の利益が出ることがわかった。このような感じで、実際に思いついたルールを相場に当てはめて検証することが可能になるのだ。

詳細は以下の記事を参照して欲しい。

3、(仮想通貨取引に興味がある方向け)仮想通貨自動売買プラットフォーム「はむとれ」を使用して、自作の戦略を使っての仮想通貨のシステムトレードが可能になる

この項目は仮想通貨取引に興味がある方向けだが、Pineスクリプトを学ぶことで仮想通貨システムトレードが可能となる。

これだけでは伝わらないのでより詳細に説明していく。

(1)そもそも「はむとれ」とは?

そもそも「はむとれ」とは、無料の仮想通貨自動売買のプラットフォームだ。ざっくりいうと、

はむとれとは・・・

TradingViewより出たアラートをもとに、仮想通貨取引所に売買の指令を出してくれるプログラムのこと

だ。

現在は日本の仮想通貨取引所の「bitFlyer」と、海外の取引所「bybit」に対応している。

※ただし2021年1月14日現在でbitFlyerの口座を持っていない場合、bitFlyerは仮想通貨FXの新規受付を中止している。その為、レバレッジをかけた取引や空売りができず、現物取引しかできないので注意。

「レバレッジ」や「空売り」の意味がわからない方は以下の記事を読んで欲しい。

TradingViewから仮想通貨売買に至るまでの流れは以下の通りだ。

TradingViewから仮想通貨売買までの流れ

1、TradingViewがアラートを出す

2、その情報をはむとれがキャッチし、仮想通貨取引所に売買命令を出す

3、仮想通貨取引所がはむとれからの命令を受け仮想通貨を売買する

つまり、TradingViewを使用して売買したいタイミングでアラートを出せば、その情報をもとに「はむとれ」が動いてくれて仮想通貨の売買をやってくれるという仕組み。

「はむとれ」自体は無料なので、Pineスクリプトを使用し自身でストラテジーを作成して仮想通貨の売買を実施したい方は是非使ってみたらどうだろうか。

このように、自分のアイデアをもとに自動売買を行うためにはTradingViewでアラートを出す必要があり、その為にはPineスクリプトを使う必要が出てくるという訳だ。

逆に言えば、たったPineスクリプトを学ぶだけで仮想通貨のシステムトレードが行えるということになる。これは非常に魅力的ではなかろうか。正直、本当に良い時代だなと感じている。

※「はむとれ」には有料プランが存在しておりそのプランに登録すれば、はむとれユーザーが投稿してくれた様々なストラテジーを使用することができるうえ、実際に仮想通貨売買している方々との意見交換が自由に行えるので非常にオススメだ!(私もはむとれ有料ユーザーの一人です)また、Pineスクリプトの知識があれば、他の人が作っているストラテジーを改良することも可能だ。

興味がある方は、以下の「はむとれ」ホームページを参照して欲しい。

2、まとめ

Pineスクリプトを学ぶことで、

1、自作のインジケーターを作成することができる

2、自分の戦略が有効かどうか「売買戦略テスター」を使用して検証できる

3、(仮想通貨取引に興味がある方向け)仮想通貨自動売買プラットフォーム「はむとれ」を使用して、自作の戦略を使っての仮想通貨のシステムトレードが可能になる

これらに興味がある方は、是非今後の記事を読んで身につけてほしい。

では、また次の記事で!

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