こんにちは!makoto(@Makoto_beginner)です。
今回のシリーズでは私を投資の世界へと誘った投資信託についてわかりやすく紹介する。
前編の今回は、
1、投資信託とは?
2、こんな人にオススメ!
3、投資信託のメリット・デメリット
4、かかる費用は?
これら4つについて解説していく。
「投資に興味はあるけど、難しそう・・・」というあなた。
「初心者だけどどうしても投資してみたい!」というあなた。
「平日の昼間っからゴロゴロ〜ゴロゴロ〜。あぁ〜ぁ〜誰か俺の代わりに投資してくれねぇかなぁ〜」と現実逃避しているあなた。
投資信託で投資家デビューしてみませんか?
1、投資信託とは?
まずは、投資信託とは何かについてだが
ズバリ、投資信託とは自分のお金を投資のプロに運用してもらう投資方法である。
その運用で利益が出るとその利益が投資家へ還元される仕組みとなっている。
なんて思っている方!そう、それなら自分でやらなければよくて、投資のプロに任せてしまおう。
自分でやるのが難しいならプロに任せようという投資方法こそが投資信託というわけである。
投資信託のイメージ
ここでは、株式の投資信託を例に挙げて説明する。
投資信託は、投資家から預けたお金をもとに運用会社が様々な会社の株式を購入、それをパッケージにして投資家に販売しているイメージだ。
本来であれば様々な会社の株をすべて購入するには莫大な費用がかかってしまうが、投資信託であれば少額から様々な会社の株を購入できるのが利点だ。
なぜ様々な会社の株を購入する必要があるかというと、仮に数社の株が暴落した際に他の株式の影響により損失を少なくてできるからだ。これを分散投資という。
また、今回は株式の場合を考えたが他にも不動産であったり国債であったり様々な資産へ分散投資を行う。
そして、このパッケージの構成のことをポートフォリオという。
2、こんな人にオススメ!
冒頭でも書いた通り、
・投資に興味はあるけど、難しそうだから戸惑っている方
・初心者なので簡単な投資から始めてみたい方
・時間がなく株価やチャートを見て運用ができない方
にオススメである。お金を預けてしまえば後は勝手に運用してもらえるので、こんな楽なことはない。
3、投資信託のメリット・デメリット
そんな投資信託にももちろんメリット・デメリットがある。
まずはメリット
(1)誰でも簡単に投資できるため、ほとんど予備知識がいらない
(2)運用を一任するので、忙しいビジネスパーソンでも気軽に投資できる
(3)少額から分散投資が可能
それぞれについてみていく。
(1)誰でも簡単に投資できるため、ほとんど予備知識がいらない
投資信託は運用を全てお任せするので、ほとんど予備知識が必要ない。
ほとんどと書いているのには訳があって、投資信託も全てが全て良い商品とは限らず中には高額な手数料を徴収されるものもある。
そういった投資信託を買わないようにする必要があるため、多少の知識は必要となってくる。
しかし、買ってしまえば後は運用を見守るだけ。
(2)運用を一任するので忙しいビジネスパーソンでも気軽に投資できる
投資といえば、常にパソコンの画面に張り付いているイメージがあるが、忙しい人にそんなことは不可能である。
しかし、投資信託であれば運用を任せているのでそう言った心配も必要ない。
忙しい人でも一度買ってしまえば後は運用を見守るだけである。
(3)少額から分散投資が可能
まずは、分散投資とは何かについて簡単に説明する。
一般的に投資において、一つの資産に全ての財産をつぎ込むことはタブーとなっている。
なぜかというと、その資産の価値が下落した場合に一気に財産を失う可能性があるからである。
例えば、全財産を使ってA社の株を購入した。そして、数ヶ月後にその会社の株価が半分になった場合を考えると自分の資産も半分になる。つまり、頑張って稼いだお金もほんの一瞬で消える可能性がある。
そこで、分散投資の考え方が出てくる。
基本的に、投資の世界では複数の資産に投資をする。
先ほどの例であれば、A社だけではなく、B,C,D社の株を購入するイメージである。
これを分散投資と言うが、分散投資をすることでひとつの資産の価値が下落しても、別の資産の価値が向上していれば資産が減少するリスクが大幅に低下する。
詳細は以下の記事を読んでもらうと分散投資のメリットについて理解できると思う。
しかし、個人の資金で分散投資を実施しようとすると莫大な資金が必要となる。
例として、株で分散投資をする場合を考えると、
基本的に株の取引は単元株(100株や1000株)を単位として取引する必要があるため、1株だけ購入することができない。例として、株価が2000円の会社の株を購入しようとすると、単元株が100株単位であれば20万円がかかることになる。
一社だけならまだしも、分散投資をするためには他の会社の株も大量に購入する必要があり、とてもじゃないがそんなお金は用意できないと思う。
しかし、投資信託であれば実質、色々な会社の株を少しずつ購入することができるため、少額から分散投資が可能となる。
次にデメリット、
(1)元本割れする可能性がある(損をする可能性がある)
(2)手数料がかかる
(1)元本割れする可能性がある(損をする可能性がある)
元本割れとは、自分が購入した金額より価値が下がってしまうことである。例えば、投資信託を100万円で購入して一年後にその投資信託の価値が90万円になった等だ。
投資の世界に絶対はないため、プロが運用していても損をすることがある。
そのため、投資信託でも損をする可能性があるということを頭に入れておいてほしい。
また、投資信託には大きく「インデックスファンド」と「アクティブファンド」の2種類が存在しており、簡単に説明すると、
インデックスファンドは、 リターンは小さいがかかる費用が少ない
アクティブファンドは、 リターンは大きいがかかる費用も多い
といった特徴がある。
リターンはあまりいらないから、リスクが低い運用をしたい人はインデックスファンド、リスクが多少高くてもいいからリターンが欲しい人はアクティブファンドを選択するようにしよう。
(2)手数料がかかる
詳細は以下に説明するが、投資信託はプロに運用を任せているため、費用がかかる。
4、かかる費用は?
投資信託は運用を全て任せているため、様々な費用がかかる。
では、一体どんな費用だろうか?
主に「購入時」「保有中」「売却時」に手数料がかかるため、しっかり覚えておこう!
ここでは主なものについて紹介する。
購入時にかかる費用
購入時手数料
投資信託購入時にかかる費用が購入時手数料である。
名前の通り、購入時に一度払えば再度払う必要はない。
これは販売会社が独自に定めることができ、同じ投資信託商品でも販売会社によって手数料が異なる場合があるので注意しよう。
現在は、多くの投資信託で購入時手数料は無料となっている。
保有中にかかる費用
信託報酬
投資信託はプロに運用を任せている訳ですが、タダでやってもらってる訳ではない。
お任せしているからにはもちろんそれなりの報酬を払う必要がある。
その報酬のことを信託報酬と言う。
先ほどの購入時手数料と違い、こちらは投資信託を保有している限り毎日かかる費用なので注意しよう。
信託報酬は、投資信託の純資産総額に対して年率何%というように表記されている。
少し難しいかと思うので簡単なイメージを示すと、以下のようになる。
例.
信託報酬が年率1%の投資信託を100万円分保有している場合、
信託報酬 ➡︎ 100 × 0.01 = 1万円/年
つまり一年間で1万円の信託報酬を払う必要があるので、365で割ると1日あたり27.4円の信託報酬を払う必要があります。
(厳密に言えば、運用の成果により投資信託の純資産総額は毎日変動しているため上記の例のように簡単に計算はできない。例えば、本日の投資信託の価値が100万円であれば、本日の信託報酬は27.41円払う必要がある。しかし、翌日、投資信託の価値が倍の200万円になっていれば翌日の信託報酬は27.41×2 = 54.8円払う必要がある。つまり、上記の例は一年間、投資信託の純資産総額が変わらないものとして計算しているため厳密に言えば間違いとなる。)
多くの場合、信託報酬は年率0.1%〜3%の間に設定されている。
購入時手数料及びこの後紹介する信託財産留保額と違い、信託報酬はどの投資信託でも払う必要のある手数料となるため注意しよう。
売却時にかかる費用
信託財産留保額
投資家が投資信託を解約する際に払う必要のある費用が信託財産留保額である。
投資信託を解約すると、運用会社が資産を売却してそのお金を解約した投資家へ渡すこととなるが、運用会社が資産を売却する際にも費用がかかる。
その費用は、解約者が払わなければ、その投資信託を持ち続けている投資家が負担することとなり不公平となるため、解約者がこの費用を払う仕組みとなっている訳だ。
購入時手数料と同様、こちらも投資信託によっては無料の場合がある。
その他の費用
投資信託商品の中にはこれら以外にも費用がかかる場合があるので、購入前にしっかりチェックしよう!
5、まとめ
今回はここまで!この記事をまとめると、
投資信託とは?
自分のお金を投資のプロに運用してもらう投資方法
こんな人にオススメ!
・投資に興味はあるけど、難しそうだから戸惑っている方
・初心者なので簡単な投資から始めてみたい方
・時間がなく株価やチャートを見て運用ができない方
投資信託のメリット
(1)誰でも簡単に投資できるため、ほとんど予備知識がいらない
(2)運用を一任するので、忙しいビジネスパーソンでも気軽に投資できる
(3)少額から分散投資が可能
投資信託のデメリット
(1)元本割れする可能性がある(損をする可能性がある)
(2)手数料がかかる
かかる費用は?
大きく、
「購入時」:購入時手数料
「保有中」:信託報酬
「売却時」:信託財産留保額
がかかる。また、信託報酬はどの投資信託でも必ず払う必要のある手数料。
6、次回予告
次回の記事では、
1、インデックスファンド・アクティブファンドとは?
2、投資信託はどこで購入できるの?
について説明する。お楽しみに!
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