投資信託

【後編】投資信託から始めてみよう!〜誰でも簡単お任せ投資方法〜

こんにちは!makoto(@Makoto_beginner)です。今回は、投資信託について解説した前回の記事の続きになる。

もし前編を読んでいない場合はぜひ前編も読んでみてほしい。

今回は、

1、インデックスファンド・アクティブファンドとは?

2、投資信託はどこで購入できるの?

3、それぞれどんな人にオススメ?

についてわかりやすく解説する。

1、インデックスファンド・アクティブファンドとは?

投資信託は大きくインデックスファンドとアクティブファンド2種類に分類される。

これらは投資信託の運用方法の違いによるものだが、簡単に説明すると以下のようになる。

インデックスファンド → 信託報酬が低くリターンも低い

アクティブファンド → 信託報酬が高いがリターンも大きい

実際に確認してみると

では、実際にインデックスファンドとアクティブファンドの信託報酬および平均リターンを確認してみる。

今回は、いずれも人気の投資信託である、

インデックスファンドの「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド

アクティブファンドの「ひふみプラス」を比較した。(2020年11月時点)

[table id=1 /]

この表を見てもらうと一目瞭然であるが、信託報酬はインデックスが安いものの、トータルリターンはアクティブの方が大きいことがわかる。

それぞれの運用方法は?

では、インデックスとアクティブ、それぞれどのような運用を行なっているのかについて説明する。

インデックスファンドはベンチマークに連動するように銘柄の構成を変える

まず、インデックスファンドは「ベンチマークに連動するように投資する銘柄の構成を変える」運用方法だ。

よくわからないと思うが詳しく解説するので安心してほしい。

まず、ベンチマークとは「運用する際の「目安」としている指数」のことである。

本来の意味としては「基準」という意味があるが、株式投資におけるベンチマークとは日本で言えば「日経平均株価」「東証株価指数(TOPIX)」などがあり、海外で言えば、「ダウ平均株価」「S&P 500」などがある。

これらは算出方法に違いはあるものの、いずれも株式市場の状態を表しているものである。これらの指標を算出するためには、数多ある会社の中から代表的な会社の株価をもとに計算が行われる。例えば、日経平均株価は日本を代表する225社の株価を平均したもの、TOPIXは東京証券取引所の一部に上場している企業すべての時価総額から算出したものである。一般的に景気が良くなれば上昇し、景気が悪くなれば下落する。

そして、インデックスファンドとはこれらのベンチマークと連動するように分散投資を行う手法なのである。指標とするベンチマークが上昇すれば投資信託のリターンも上昇し、ベンチマークが下落すればリターンも減少する。

また、これらのベンチマークは景気の状態をうまく反映してくれないと困るため、これらの指標を発表している会社が定期的に銘柄の入れ替えを行なっている。そのため、インデックスファンドはこれらのベンチマークを構成している銘柄に投資を行えばいいので投資信託を販売する会社独自で投資する銘柄を決める必要がない。

だからこそ、投資信託の中の銘柄構成を考える必要がないため信託報酬を比較的安く抑えることができるのである。

今回紹介した投資信託「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」で言えば、指標とするベンチマークはS&P500となるので、S&P500に連動する成績になる。

インデックスファンドは「今後、将来にわたり長い間株式市場が成長する」という前提があれば、長期的に投資をするのにぴったりの投資信託である。

アクティブファンドはベンチマークを超えるリターンを出すように銘柄の構成を変える

次にアクティブファンドだ。先ほどのインデックスファンドは乱暴な言い方をすると、指標とするベンチマークの構成銘柄をすべて購入すれば、あとは勝手に株式市場が成長してリターンを出してくれる。

しかし、アクティブファンドは「そんなの待ってられないから独自の成長する銘柄を取り入れて、大きいリターンを狙うぞ!」という積極的な運用方法である。

そのため、ベンチマークを超えるリターンを出すように銘柄の構成を変える必要があるのだ。

だからこそ、各会社独自で成長性のある株式を見つけ出し運用に取り入れる必要があるため、信託報酬も比較的高値となってしまう

今回紹介した「ひふみプラス」は、日本の企業を対象に成長性がある企業を見つけ出しその株式を構成銘柄として取り入れることで大きなリターンを目指しているのである。

2、投資信託はどこで購入できるの?

投資信託は「証券会社」から購入できる。日本の証券会社は、SBI証券SMBC日興証券大和証券などがあるので自分が気に入った証券会社を選択するといい。

makoto
makoto
ちなみに、SBI証券なら以下ホームページ上部の「投信」のボタンを押すことで販売している投資信託が確認できるので要チェックだ!

口座開設はこちらから

SBI証券[旧イー・トレード証券]

 

3、それぞれどんな人にオススメ?

今回は、インデックスファンド・アクティブファンドそれぞれの特徴を紹介したが、以下のような人にオススメだと考える。

インデックス  → 長期間投資が可能で、安定したリターンを得たい人

アクティブ → なるべく多くのリターンを得たい人

まずはインデックスファンドだが、こちらはベンチマークに連動するような成績となるため、もちろん投資する市場が成長しないと今後得られるリターンも下落していくばかりとなる。

しかし、じわりじわりとでも良いので成長さえすればインデックスファンドでも長期間投資を行えばそれなりのリターンが得られる。

以上を踏まえるとインデックスファンドは今後長期的に投資が可能で、安定したリターンを得たい人向きだ。年齢が若く今後も仕事を通じて安定して収入を得ることができるなら、毎月一定額投資信託を購入していくことで、そのお金を貯金するより多くのリターンを得ることができる。

逆に、アクティブファンドは短期間の投資で多くのリターンを得たい人に向いている。今後長期的に投資はできないけど余った資産で攻めた運用がしたい!という人はアクティブファンドに投資をしてみてはいかがだろうか。

ただし、他にも投資をやっていてそちらで安定的にリターンを得ることが可能なのであれば、投資信託でアクティブ運用を行うのも良い。

また、安定したリターンを求めるためインデックスファンドの投資信託を購入しつつ、資金の一部をアクティブ運用に回すことも可能なので、ぜひ色々考えて自分にあった投資スタイルで運用してほしい。

【おまけ】管理人の気づき

今回、この記事を書いている途中に気づいたのだが、数年前から投資信託の積み立てをやっていることを思い出した。

購入している投資信託は今回ご紹介した「ひふみプラス」であるが、運用の成績を確認するとなんと20%の利回りであったため、思いがけない臨時収入となった。これを全額貯金に回したとすると高金利と言われる銀行でも利息が0.2%程度であるから、その100倍のリターンを得たということになる。

アクティブ運用の利回りの高さを実感するとともに、このように投資信託は普段から何も気にせずに気軽に運用が行えることが大きなメリットだと認識する良い機会となった。

ただし、その反面、運用していることさえ忘れる可能性があるので読者の皆さんは気をつけてほしい。

※免責事項※

当サイトにおける記事内容は一般的に入手可能な情報に基づいて管理人が解釈した上で作成しています。よって、記事内で発信していることは全て個人的な見解であり『株式およびそれに準ずる金融商品、資産など』の購入、売却等、投資を勧誘するものではありません。
また、それらの内容について当サイトがいかなる保証を行うものでもありません。
そのため本記事に基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当サイトは一切の責任を負いません。

投資に関する決定は、ユーザーご自身のご判断において行われるようお願いいたします。

ブックマーク・フォロー・コメントよろしくお願いします!

本記事を気に入っていただけたらブックマークお願いします!また、ツイッターもやってるのでフォローよろしくお願いいたします!

Twitter : makoto(@Makoto_beginner)

また、記事中で不明なことや間違い等ありましたら以下のコメント欄からコメントいただけると幸いです。

皆様のコメントをもとにどこよりもわかりやすいブログを目指していきます。

 

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です