ということで、普段は「仮想通貨」「自動売買」という危険だと”思われている”二大テーマの記事をメインに書いていますが、気分転換として、今回は誰しもが興味があるふるさと納税について解説しようと思います!
書くきっかけとなった理由についてですが、ふるさと納税について調べると主に「制度や仕組みについて」解説する記事が多く出てきます。
しかし、利用者である私たちにとってそんなもんはどうでもよくて「で、結局何がお得なの?」というところが知りたいわけです。
そこで今回は「利用者としてどのようなメリットがあるのか」をメインの視点として解説します。
で、早速ネタばらししますがふるさと納税やっていない人「めっちゃ損してます!」
こんな美味しい制度があるのにめんどくさいとかよくわからないからやらないあなた!ぜひ、この記事を読んでふるさと納税のことを理解してみてください。
それでも面倒くさいと思った方は、一生損し続けていいという覚悟を決めてください。
では、一体どんな制度なのか解説します。
1、ふるさと納税とは?
ふるさと納税とは
2000円の手出しを行うことで、税金として払っているお金の一部を品物に変えることのできる制度のこと
です。
「あれ、2000円余計に払うの!?」と思った方もいるのではないでしょうか。
そこで、もっと直感的に理解するために以下の問を用意しました。
「あなたは4万円を必ず支払う必要があります。そのままでは何もあげませんが、たった2000円追加で出してもらえれば、お肉やお米やチョコレートなどを差し上げます。どうしますか?」
払わないという選択肢がない以上、4万円を無駄にするくらいなら2000円を支払ってでも美味しいお肉やチョコレートなどをもらって美味しく食べたいでしょう!
実はこれがふるさと納税です。
この、例としてあげた美味しいお肉やチョコレートは、食べ物以外もたくさんあります。
例えば地元産の陶器製のコップや、時計などもあります。
つまり、ふるさと納税をやっていない人はお金を払いながらも何ももらっていない、つまり先ほどの例で言えば左側の「何もなし」を勝手に選択しているんです!
こう考えると非常に勿体無いことをしていることがわかりますよね。
実は、この払わないといけないお金ってのは「税金」のことなんです。(税金として支払うお金を「無駄にするくらいなら」と表現したら怒られるかもしれませんが笑)
正確にいうとふるさと納税とは、
返礼品をもらうために各自治体にお金を支払い、2000円を超える部分について自身の支払う税金から控除される制度
のことなんです。
2、ふるさと納税のメリット3つ!
では、ふるさと納税のメリットについて3つ解説します。
ふるさと納税のメリットは主に3つ。
1、返礼品がもらえるうえ、返礼品の種類が豊富
2、税金の控除を受けることができる
3、好きな自治体に寄付できる
1、返礼品がもらえるうえ、返礼品の種類が豊富
まずはなんと言ってもこれです。納税するだけで返礼品がもらえます。
また、先ほど挙げたように返礼品の種類がとても豊富なのでネットショッピング感覚で利用できます。
大手ふるさと納税サイトの「さとふる」では約266,000件の返礼品が、別の大手ふるさと納税サイトの「ふるなび」では、約76,000件の返礼品が用意されています。(2021/7/10現在)
【さとふる】ふるさと納税 – 利用率No.1ふるさと納税サイト
【ふるなび】ふるさと納税サイト「ふるなび」
ちなみに、私はスイーツが好きなのでカステラやチョコレートといったものをよく買っています!
2、税金の控除を受けることができる
そして、次にこれです。
返礼品をもらえるうえ、税金の控除を受けることができます。
これについては先ほど解説したように「2000円を超える部分について税金から控除」されます。
例えば、ふるさと納税にて50,000円分の寄付を行い返礼品をもらったものとします。
すると、この50,000円から2000円を引いた部分の48,000円が来年の税金から控除されます。
つまり、48,000円の税金を支払う必要がなくなるということです。
3、好きな自治体に寄付できる
最後はこれです。
人によっては「え、そんなのどうでも良くない?」と思う方もいるかと思いますが、個人的に気に入っているポイントなので解説させてください。
どうしても職業柄、転勤が多く様々な地方に引っ越しする方がいらっしゃると思います。
そんな時、仕事で住むことになった何も知らない土地に住民税などを取られると少し嫌な気分になるんですよね。しかも、それが高額であればより一層そう感じます。
そうであれば、少しでも自身が育ってお世話になった土地に税金を納めたいという気持ちが芽生えてきます。(少なくとも私はそうでした)
そんな時にふるさと納税はオススメです!
3、ふるさと納税の注意点とは?
では、そんないいことばっかりのふるさと納税において注意すべき点はなんでしょうか。
主に以下の3つです。
1、控除額に上限がある
2、返礼品に対しての納税額が高額
3、申請書を書く必要がある
4、自身の住民票がある自治体には寄付できない
1、控除額に上限がある
一つ目、それは控除額に上限があることです。
ここまでの話を聞いて「よっしゃ!なら納税している額全てふるさと納税しちゃお!」と思う方もいたかもしれません。
しかし、残念ながらふるさと納税で控除される税金の上限は決まっています。
控除を受けることのできる金額については、「さとふる」の控除額シミュレーション、もしくは「ふるなび」の控除シミューレションから計算できるので計算してみてくださいね。
例えば、上記のシミュレーションにて控除される金額が「50,000円」だったとします。
そのような場合に、100万円分ふるさと納税をしても998,000円の控除は受けることができません。
上限が50,000円なので、50,000円分の控除しかされないので注意しましょう。
2、返礼品に対しての納税額が高額
ふるさと納税サイトを見ているとお気づきになる方もいると思いますが「返礼品に対して納税額が高額」になっています。
例えば、私が大好きな芋けんぴは高知県日高村の返礼品として存在しています。
そして、価格はなんと10,000円!芋けんぴにしては高額となっています。
しかし、
(1)「返礼品は寄付額の3割以下とする」というルールが存在すること
(2)ふるさと納税自体がそもそも納税を目的とした制度であること
を考えると仕方がないことです。
というよりも、返礼品がもらえること自体に感謝しましょう。
ふるさと納税していなければ、返礼品もないので・・・
3、申請を行う必要がある
ふるさと納税を行なったら、必ず以下のどちらかを行う必要があります。
1、ワンストップ特例制度による申請
2、確定申告による申請
正直、少しめんどくさそうですよね。
しかし、「ワンストップ特例制度」による申請であれば5分もあれば終わります。
ふるさと納税後、自宅に送られてくる申請書に必要事項を記入して返送するだけで手続きが完了します。
よくある市役所に行って手続きをするなどの面倒なことは一切ありません。
しかし、ワンストップ特例制度を使用するためには、
(1)ふるさと納税以外の確定申告が不要な給与所得者かつ、
(2)寄付した自治体が5つ以内である方
という条件があります。
基本的には確定申告が不要な給与所得者の方が大半だと思うので、手続きを簡単にしたい場合は寄付する自治体を5つ以内に抑えるようにしましょう!
4、自身の住民票がある自治体には寄付できない
ふるさと納税は自身の住民票がある自治体には寄付できません。
そのため、自治体がどんなにいい返礼品を用意していても自身の住民票がある自治体であれば返礼品を受け取ることは出来ません。
しかし、他の自治体も素敵な返礼品をたくさん用意しているので、是非他の自治体にふるさと納税しましょう!
4、まとめ
今回はお得な制度であるふるさと納税について解説しました。
まとめると、
ふるさと納税とは、
1、返礼品をもらうために各自治体にお金を支払い、2000円を超える部分について自身の支払う税金から控除される制度
ふるさと納税のメリットは、
2、返礼品がもらえるうえ、返礼品の種類が豊富
3、税金の控除を受けることができる
4、好きな自治体に寄付できる
注意するべき点としては、
5、控除額に上限がある
6、返礼品に対しての納税額が高額
7、申請書を書く必要がある
8、自身の住民票がある自治体には寄付できない
ただ何も知らずにお金を税金として取られるよりも、各自治体が自信を持って提供する返礼品をもらうためにぜひふるさと納税を行いましょう!
ではまた。
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