こんにちは!makoto(@Makoto_beginner)です。
おやおや、猫の集会で落ち込んでいる猫がいるぞ。
一体どうしたのだろうか?
※画像はイメージです(現在の相場ではありません)
では、今回は「空売り」とは何か、またどういう仕組みで利益を出せるのかについて解説していくことにする。
1、「空売り」とは何か?
「空売り」とは、お金を借りて売り、安くなった時に買い戻すことで利益を得ること
だ。さっぱりわからないと思うが、この記事を読み終えるときにはしっかり意味がわかるようになるので安心してほしい。
2、「空売り」の利点は?
まずは、「空売り」の仕組みより先に利点について説明する。なぜこういうことが可能なのかどうかは後に説明するので、ここでは気にせず読んでほしい。
「空売り」の利点は何と言っても、下落相場で利益が出せることだ。
例えば先ほどのチャートを例に話をしよう。
これは、2016年の米ドル/円のチャートであるが、見ての通り下落相場となっている。
そこで①の時点で、今後ドルの価値が下落すると予想したAさんは、①(1$=122円)で100$分空売りを行なった。
すると、予想通りドルの価値が下落していき②(1$=105円)で100$分を買い戻した。
すると、1$あたり17円の差額が発生しているので、100×17=1700円の利益が発生する。
これが、「空売り」によって下落相場で利益を出す方法である。
しかし、多くの人がなぜこれで利益が出せるのかモヤモヤしていると思うので、わかりやすい例を交えながら説明する。
3、「空売り」の仕組み
実は、やっていることは単純なのだ。
突然だが、以下の取引に疑問を感じる人はいないはずだ。
〜ある日のこと〜
〜数日後〜
確かに疑問猫はドルから借りた100$をしっかりと返している。
しかし、実はドルから100$を借りた後から返却するまでに疑問猫はこんなことをやっていたのだ。
〜100$を借りた後〜
(1$=122円の時に)
つまりこの時点で、疑問猫は12200円を手に入れている。
そして、(1$=105円の時に)
ここで振り返ってみると、疑問猫は100$を12200円で手に入れた後、100$を10500円で買っているため、12200-10500 = 1700円の利益を得ているのだ。
そして、この後、
〜数日後〜
と、ちゃんと借りた100$を返しているのだ。
つまり、ここまででわかったと思うが、
「空売り」とは、お金を借りて売り、安くなった時に買い戻すことで利益を得ること
なのだ。
実際は、証券会社よりお金を借りることで空売りを実現している。
4、ロング・ショートとは?
今後、投資を勉強する際に絶対に耳にする機会がある単語なのでこの際に覚えてほしい。
値上がりを予想した際は、まず資産を購入し高くなってから売る。この「買い」のポジションをロングポジションという。
反対に値下がりを予想した際は、今回解説した空売りを行いやすくなって買い戻す。この「売り」のポジションをショートポジションという。
そもそもポジションってなんやねんって方は、以下の記事を参考にしてほしい。
5、まとめ
1、「空売り」とは、お金を借りて売り、安くなった時に買い戻すことで利益を得ること
2、「買い」のポジションをロングポジションといい、「売り」のポジションをショートポジションという
ちなみに、以前の記事(2項※1参照)でも少しだけ触れたが「空売り」が可能なのはレバレッジ取引と同様に「信用取引」と呼ばれる取引のみだ。信用取引を行うためには、審査を通って信用取引用の口座を開設する必要があるので合わせて覚えておいてほしい。
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